仲介手数料の疑問にお答えします

お部屋探しをする際、よく見かける”仲介手数料不要”の物件。
結局それってお得なの？の疑問にお答えします。

Ｑ１．そもそも、仲介手数料とは？・・・・

　賃貸物件を契約するときに必要なこの「仲介手数料」。これは何のために支払うものかご存知ですか？
これは賃貸・売買両方の取引にありますが、今回は賃貸の取引に絞ってご説明します。
建物など不動産の賃貸借には、まず何より目的物である物件のオーナー（貸主）がいて、その物件を探している借主がいます。この両者を繋げ、取引の安全を図りながら、契約を成立させる責務を担うのが仲介の不動産業者です。その行為の対価として双方から支払われるお金が「仲介手数料」です。宅建業法で、家賃の1カ月分＋消費税が上限と定められています。

Ｑ２．どうして仲介手数料が無料になるの？他で余分に掛かるの？・・・・

　各不動産屋さんが、仲介業務を行う目的でもあるこの「仲介手数料」という報酬。これを無料にする理由は様々あります。まず、「礼金」という名目で大家さんを経由して得るという事もよくあるようですが、最も多いのは、もともと借主側が負担するはずの分の仲介手数料を、大家さんが全て負担するというケース。それは、物件が古い、駅から遠い、または長期間空室の状態が続いているなどといった理由から、手数料を多く負担してでも早く空室を埋めたい、などといった大家さん側の悩ましい事情があったりします。
　また、「初期費用ゼロプラン」といったキャッチフレーズもあります。これは入居後の数か月、または数年にわたって、本来契約時に支払う初期費用を分割し、毎月の家賃に上乗せして支払う事で「初期費用はゼロになります。」という仕組みで、各仲介不動産会社さんも入居者獲得のため様々な手法を考え、試行錯誤されています。
　ほかには、近年ニュースなどでも取りざたされた「サブリース」といわれる手法があります。これは、貸主と借主の間に不動産業者が「借主」として間に加わり、実際の入居者にに対して「貸主」として物件を「転貸し」する方法です。そうする事で仲介ではなくなり、表面上仲介手数料は不要になります。しかし不動産会社の経費が初期費用、もしくは家賃に上乗せされるか、弱い立場に立たされた大家さんが泣くなく負担することとなります。これには一部、大家さんへ過度な負担を強いるシステムが問題となり、近年「かぼちゃの馬車事件」などが社会問題としてクローズアップされたことは、ご存知の方も多いと思います。

Ｑ３．仲介手数料無料物件は本当にお得なの？

　そのようなことから、費用の検討を行う場合は、初期費用だけの比較ではなく、毎月の家賃、インターネット使用料、水道光熱費なども含めた「そこに住み続けた場合のトータルコスト」について、最低でも2年ほどの期間で比較検討してみてください。

自社所有物件賃貸だからできる、まつひさホームの仲介手数料ゼロの賃貸とは
　弊社の賃貸は、自社で建築し所有している物件を、仲介業者を介さず、お客様へ直接お貸しするため、仲介手数料が一切かからないのです。

管理業務も自社一貫体制
　設備の故障対応や入居者様間の利害調整などのアフターフォロー、また共用部分の清掃業務、さらに、空室が発生した際に、物件の状態を整え、新たな入居者様を募集する業務が、「管理業務」といわれるものです。この業務は通常、専門業者に委託する事が一般的ですが、弊社はこれも全て自社でおこなっております。それゆえ、通常であれば有償となる様な設備の修理・取替えなども、弊社では殆どの場合、無償でおこなっております。
　また各種トラブルの発生時に管理会社が、大家さんに逐一、費用面の決済をとる手間も省略できるため、迅速、且つきめ細かい対応が可能となっております。
　地元で長年の工務店経営で培ったノウハウを生かし、入居者の皆さまの居住性、並びに満足度向上のため、今後も取り組んでまいります。